『スキ』
(あっ…ごめん寝てた。話?電話ぢゃやばい?よね、いつなら?

わかった、ぢゃあ今から行く。またね)


………う~ん、気まずいけど仕方ない。


自分の撒いた種だ、と覚悟を決めて、支度した。


気づいたら 、夕方だし…

時計を見た。


もうすぐ6時になる。


早く支度して、携帯だけ持って近場のマック、待ち合わせ場所に急いだ。


秋の空……―


夕方なのにやたら暗い。

一通りのない路地に入った直後……―誰かに腕を取られた。


瞬間、変な香りが鼻をかすめる。


地に崩れる様に、倒れた…―


引きずられてく体…


悲鳴と逃げる男達…―


逃げる男達の背中が霞む意識の中見えた。


あたしはそのまま意識を失った。


…― 光 ―…。。



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