君しか....


「死んだんじゃないの?」
「死んでないけど?」
「あぁ…つまんない。」


私はヒールの音をわざと立てて女に近付いた。


「まぁ…同じことしてあげる。」


やっちゃえ

その女の合図で周りの男は向かってきた。

私を、甘く見ないでくれるかな?

予想通り両手を掴んできた。


「あ、親切にありがとう」


私は、彼等にお礼を言うと次々に来る男達の腹をヒールで蹴り飛ばした。


「あ、お疲れ様?手、話して良いよ?」
「て、てめぇ…」
「ん〜てめぇ〜か…気に食わないなぁ…俺の女に…」


女が座っていたソファーには麗奈と大翔と連翔さんが座っていた。


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