君しか....


「お疲れ、美桜?ハグしてキスして襲ってあげるね?」


こんな時でも口説ける大翔をある意味尊敬します。


「物足りない君たちにプレゼントあげるよ?」


大翔がウインクをした。
後ろにはいつ居たのか分からない京介と勇瑠と遠藤がいた。


「…俺の絵梨を返せ。」


私の腕を掴んでる男達はビビって声も出ない。


「聞こえてんのかよ?なぁ…」


京介は男の胸ぐらを掴んだ。


「おい…返せ…てめぇが変わりに死ねば良かったのに…」


その言葉は何にも表す事が出来ない程冷淡で京介の赤い目が恐怖感を引き立てている。



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