君しか....

知らなかった事実




「桜庭!!」


私は、桜庭が帰ってきたので桜庭に抱きついた。


「お、お嬢様!?」

「満点!!」


私は、昨日桜庭によって返されたテストを桜庭に見せつけた。


「凄いじゃないですか!!お嬢様は勉強も頑張ってらっしゃるんですね?」


首を傾げながら頭を撫でる桜庭。


「後で俺の部屋来いよ?」


すれ違い様に耳元で囁かれた。


「では」


とニコニコしながら、自分の部屋に戻っていった。


「お嬢様?お風呂の支度出来ましたよ?」

「ありがとう…」


先生?

いや…桜庭。

一応言っておく。

桜庭が執事になるまえから、私は桜庭が好きだったんだよ?

これ以上落とさないでよ…

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