君しか....


─一時間後


「美桜?」
「待って!!」


明日の為にわざわざアウトレット貸切状態にしてくれた大翔。


「おまたせ!」
「遅い」


目の前にいたのは煙草を吸う連翔さん。
かなり不機嫌なんですが…


「行くぞ。乗れ、大翔なら車の中。」


そう言うと車に乗り込みアウトレットに向けて発進させた。


「美桜?」
「何?」
「美桜って、スカート好き?俺の家来たときもスカートだったよね?」

ーグッ


いきなりブレーキをかけた連翔さんに大翔は、お腹を抱えて笑っていた。


「そんな同様すんなよ!親父に会わせただけ。全く妄想大好きなレン君!」



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