君しか....



「ノックぐらいしろ、この変態教師野郎!!」

「うっせ。大体お前が勝手に出てくのが悪いんだろ?俺のせいにすんじゃねぇよ。」


ーガチャン


何だコイツ…

勝手に入ってきて、勝手にベットに寝るって…意味分かんないんですけど?


「あ…遊園地行くときは、俺様が彼氏になってやるよ」

「…結構です」

「あ?お前、俺様の彼女と言う名誉な事を拒否するのか」

「します」


私のあっさりした答えに桜庭が怒ったのか、布団に潜ってしまった。


「桜庭…」

「大翔と呼べ」

「はい?…早く布団から出てよ」


私は丸まった物体を突っついた。



< 20 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop