君しか....

写真を見せてもらったときは幼稚園生?と聞き返したいくらいに大人びていてビックリしたのを今でも覚えている。


『おい』
「あ〜ぁ?」
『ったく、美桜を守ってくれ!』
「はいはい」


今、改めて美桜様を見ると大翔の予言は全くもってあっている。
スラッと伸びる身長に胸元辺りまで延びる髪。


「彼奴は、将来美人になるんだよ。」


10年前の大翔の予言はきっと当たっているであろう。

「いいな」
『あ?』
「美桜様とお前が羨ましい」
『…』


ホントに。
大好きな幼馴染みと美桜様が幸せになりますように…



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