君しか....
私は、本棚から幼稚園〜大学迄の卒アルをベッドに運んだ。
「俺の一生を見たいわけ?」
ニコニコしながら、私の隣に座った大翔。
幼稚園の卒アルにはニコッって笑う顔がスッゴクかわいかった。
「これ、連翔。」
連翔さんは、口開けて手も上げて写っていた。
またそれも可愛かったり。
小学校の卒アルには幼稚園の時とは違ってかわいいじゃなくてカッコイイって感じだった。
連翔さんも笑顔は今と同じで人を元気にさせる感じの笑顔で写っていた。
中学の卒アルの大翔は既に金髪だった。
キリッとした顔で、雑誌に写るhiroみたいな感じだった。
連翔さんはそのまま成長してますって感じだった。