愛しいわがまま。



その後、すぐにお風呂で着飾った自分をなかったことに。


それから遊輝にお礼のメールをしてから何通かやり取りをして、すぐにベッドに入った。

その間遥からの連絡はなかったし、私からもしなかった。



―――――――


―――――…ブォンブォ--ン



「………」


早くベッドに入ったからといって寝付けるはずもない。

冴える頭で余計なことばかり考えてしまう。



さらにツイてない今日の私。




―――………ブォンブォンブォ--ン




異常にうるさいバイク音でイライラ。

更に目も冴え、無理矢理目を閉じた。




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