人間失格
しばらく気がつかないうちに由広の運転する営業車で眠っていた


ついたよ


その言葉に起こされた私は眠い目をこすりながら起きた



おはよう


そう由広は私の顔を覗きこむと微笑んだ


ついた


もうここは浜松ではない


あれからもう3時間もたってた


うん
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