With ~一緒に~

ホームに立つと反対側のホームに真崎君が見えた。


真崎君はケータイを開いてなにか打ち込んでいるようだった。


メールかな?

ゲームかな?


それとも、私と目を合わせたくなくて、ケータイを見てるフリをしてるだけかもしれない。



私、友達を一人なくしちゃったのかな……



< 118 / 297 >

この作品をシェア

pagetop