Dear...
隣の私
隣の席の君を一言で表すなら「光」。

その「光」は私には眩しすぎて目障り。

いつもいつも私に話しかけて、笑いかけてくる。

けど、そんな君を私は嫌いじゃない。

むしろ、素っ気ない返事をしているのにも関わらず話しかけてくれるのは嬉しい。

“少しでも素直になれたのなら”

私はいつも願っていた。


そして今。 私は少しだけがんばってみた。

君を見つめ“ありがとう”と呟いてゆっくりと笑った。

私の願いは叶った。


だから、もう一つ願いを決めた。

“私の居場所が君の隣になったら”
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