Dear...
キミにサイカイ
「キミにアイタイ。」その想いが通じたのかな。

あれから、長い時間が流れたよね。

キミは私の事、覚えてる?

私はキミの事、しっかり覚えてるよ。

ずっと、ずっと。会いたいと思ってた。


そのキミが、今、目の前にいる。

かっこよくなった、大人っぽくなったキミが。

でも、私を獲物のような目で見るトコ。意地悪く笑うトコ。

そこは変わってないんだね。

その笑顔が私に向けられているということは、私の事、覚えてくれてるの?


キミの手が私の手に重なった。

その瞬間、私達の声もひとつになった。


「「やっと会えた。」」
< 6 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop