Dear...
オマエにサイカイ
「オマエにアイタイ。」その想いが届いたのか?


あれから、だいぶ時間が経ったよな。

お前は違うかもしれないけど、俺はお前を忘れた事は一度も無えんだ。

お前に繋がるものを見る度、お前の事を考えてた。


その、ずっと会いたかったお前の目に、今、俺が映ってる。

大人っぽく、女っぽくなってたせいで、一瞬、誰だかわからなかった。

でも、俺を不安げな目で見るトコ。

それでいて、お前のキレイな目は、あの時と全く変わらないんだな。


お前の顔が笑顔になった。

その笑顔がすっげえかわいくて。

俺の事、忘れてなかったことも嬉しくて。


俺は無意識のうちにお前の手に俺の手を重ねてた。

その瞬間、俺等の声もひとつになった。


「「やっと会えた」」
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