〜偽りの私〜
《恋》をした
幼い淡い恋だった…
小学校にあがってもいじめは続いていた
―ある日の給食―
先生はその日たまたま席を外していた
みんな席に着く
私のお皿はどれも溢れんばかりに盛られていた
男子は面白がっていた
女子は見てるだけだった
私は下を向いてしまった…
『おぃ、お前んち食べれないんだろご飯!食べろよたくさん(笑)』
悔しいが何も言えなかった
下を向いたまま唇を噛み締め耐えることしかできなかった…
みんなに見られてるように感じた
『お前ら、何が楽しんだよ』
そう言ってその子は私のお皿を自分のと変えてくれた