〜偽りの私〜
第四章
千夏は休んでた
ちょうど私が斗真の告白の話を聞いてもらった日から
なんでだろう?
こんなことなんてなかった…
千夏はいつもしっかりしてて頼りになるし
小さい頃から私の憧れの存在
親友
何でも話せた
いつもそばにいてくれた
かけがえのない存在
中学にあがって部活が違うようになってから
ちょっと一緒にいる時間が減っちゃった
私が勝手に部活に夢中だったからだけど…
それでも何も言わないし
いつも応援してくれた
どんな時でも
でも、
最後に話を聞いてもらったときは…
いつもと違う気がした…
気のせい?