〜偽りの私〜

私が千夏を変えてしまったのかもしれない…

私はたくさんの取り返しのつかないことを

してきてしまったんだ

そして…

斗真の事好きだったなんて知らなかった…

しかも小学生の頃からなんて

なのに私

告白されただの

今は昔と違うだの言ってしまった…

知らなかったから

だから全て許される

なんてないよ…ね…


千夏にとって私の存在は邪魔でしかなかったんだ…

千夏を苦しめる唯一の原因

思ってもないことばかり言った

そんなふうに思ってるみたいだけど

千夏

そんなことないよ

たとえもし

何の気持ちもなかったとしても

私は千夏の言葉に救われた
これは紛れもない事実だから…