〜偽りの私〜
でも…次第にそう感じなくなった
物事を損得勘定で考える私
このまま親友という私を演じ続けようと
こんな私の考えを誰が知っているだろう
私の鉄壁のマスクは絶対にはがれることはなかった
いい子を演じる
それはすでに私の一部のようになっていた…
その方がうまくいく
得をする
そんな考えばかりだった
私ってなんて皮肉な考えしかできないんだろう…
その子からは
『私達親友だね』
と言われるようになった
みんなそんなふうに思っていたと思う
私を除いては…
私には友達も親友も必要なかった