雪の姫―第1章―
その頃…
ある場所でこんな会話のやり取りがあっていた
【何時になったら見つかるのかい?】
【今、あらゆるところに捜索隊を送っていますので、見つかるのは時間の問題では…?】
【その通りだ。早く姫には戻って来て貰わなければ…】
【あいつは何をしてるんだ?】
【姫の兄は地球に送った時に記憶を無くしておられますわ】
【っち、役に立たん奴だな。二人を早く我の元へ…】
【はっ!仰せのままに…】
すでに…運命は動き始めていた