小さな姫
「佳奈、何があったのか話してくれる??」
佳奈の手は震えていた。そっと手を握って
「ごめん。言わなくてもいいから。
お姉ちゃんも昔レイプされた事あるんだ。拓達が助けてくれなかったら最後までヤラレてたかもね。だから、少しだけど佳奈の気持ち分かるよ。」
「お姉ちゃん助けてくれてありがとう。」
「佳奈を助けるのは当たり前♪
話せるようになったら話してね」
「今話すから。」
佳奈はこう言って話始めた。