小さな姫






「学校で入学式が終わった後に女の先輩に呼び出されて学習室に行ったの。そこで先輩から言われた、『あんたのお姉ちゃん黒姫だからって白虎に近づきすぎ。立場わかってんのかなぁ。まじうざいから、妹のあんた使わせてもらうよ。』って言われたの。その後、3人組の男から腹殴られて、きうしなって起きたら…………………………」






「もういいから。




佳奈…………ごめん」



「お姉ちゃんのせいじゃない。



あと、頼みたい事があるんだぁ!!」



「何でも言って。」



「しばらくここに泊まらせて。



あと、私にケンカ教えて。」




「なんで??」



「いつまでもお姉ちゃんに頼れないもん。何でも聞いてくれるんでしょ??」




「わかった。だけどやるからには弱音は吐かないでやらせるよ?!」




「やります!!!!!!!!!!」







「それじゃあ、今日はおやすみ」


「おやすみ」



そして、2人で一緒に寝た。










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