小さな姫
空「久しぶり!!!!!」
私達は小さい声で「あぁ」と言って屋上から立ち去ろうとした。
「まてよ」
私の腕を掴んだのは――――――蓮。
詩「なに?」
蓮「何だよ、その態度。」
詩「これからはもう少し言葉を選んでしゃべろ。私達はお前らと立場が違うんだよ。私達は全国No.1なんだよ。わきまえろ。」
遥「はぁぁあ。何言ってんの??」
詩「だから態度をわきまえろって言ってんだよ」
私が放った言葉で屋上の空気は冷めた。
蓮「舐めてんのか」
拓「これからは俺達にかかわんなよ。」
拓が言った言葉が蓮をキレさせた。
蓮「ふざけんのもいい加減にしろ!!!!!」
蓮の手が私に近づいてきた。私は避けるつもりはない。だって悪いのは私だから。
隼「うちの姫に手出してもええと思ってるんか」
隼人が蓮の手を掴んで止めた。
優「今のは見逃してやるよ。これ以上うちの姫に手出すんだったら黒虎が黙っちゃいねぇ」
詩「行くぞ」
私達は屋上から出た。