小さな姫
バキッ………バキッ………
私の周りには、相手がよってこない。だって、拓、優、隼人が私に近づけないようにしてる。私は朔蛇の幹部の4人と睨みあっている。
「お前かー黒姫って言われてるやつは。かわいいじゃねーか。それで、ケンカできんのか??((笑」
「なめんじゃねーぞ。おめーらなんか、1人で充分なんだよ。その、曲がった根性叩き直してやんよ!!!!!!!」
「「「「「ふざけやがって」」」」」
そして、4人いっせいに殴りかかってきた。
「おめーら。のろいんだよ。もう少し鍛えろよ」
「「「「「グハッ……………ぅ」」」」」
私は、見事に攻撃をかわして4人を蹴り、殴り倒した。
「やっぱ、詩織は強いわ〜」
「隼人。ありがとー。塚、お前も早く下っ端片付けろよ。」
「りょーかい♪オリャー―――」
いきなり跳び蹴りかよっっ。やられた子かわいそー。とか思ってたら、朔蛇の総長と副総長が出てきた。
「黒姫、久しぶりだなぁ。」
詩「誰だテメー」
「俺の事覚えてねーか。お前の好きな人を殺した人の息子だよ。」
詩「なん…だ……と」
「あの時からかわいさは変わってねーな。どうだ、俺の彼女になんねーか??」
詩「ふざけんじゃねーよ!!!!!」
「あの時のお前の泣き顔可愛いかったなぁ〜。また、お前の仲間を殺せばあの泣き顔見られんのかなー((笑」
拓「朔蛇の総長。そのへんにしとけ。これ以上言ったら俺達が黙っちゃいねー。なぁ、優、隼人。」
優「おめーぜってぇ許さねー」
隼「凉の敵とったる!!!!!」
詩「おめーらは手出すなぁ!!!!!」
私の声が倉庫に響いた。
詩「私が敵をとる。拓は、副総長を頼む。優と隼人の分まで、私が闘うからっっ」
こうして朔蛇の総長とのタイマンが始まった。