小さな姫




ついた所は、「5人の秘密基地」にいた。ここに来ると落ち着くんだよね。何でだろう。昔は、「凉が死んだのは、私が悪いんじゃない」こう思っていた。思っていたんじゃなくて、思い込んでいたんだ。


1人で泣いていた。


そこに、
蓮「もう1人で泣くなよ。俺達を頼れよ。絶えられねぇーんだよ。」


私を、抱き寄せた。

詩「やめ………て………触らないで………私に………さわっ………ていいの………は………凉だけなの」

蓮「何過去引きずってんだよ!!!!過去は変えられねーんだよ。もう少し未来を考えろよ。死ぬまで凉って奴の事好きでいるのかよ。こんな姿そいつも見たくねーんだよ。」





蓮の言葉が心にしみた。図星で、ドキッとした。そして、蓮の胸をかりて泣いた。人の胸で泣くって温かいって初めて知ったよ。




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