小さな姫


そして、私達の部屋についた。やっぱり、入る勇気がない。そんな私に蓮が声をかけてくれた。

「大丈夫だ。みんなお前を待ってるよ。」

それでもなかなか部屋に入れない私に蓮が


「……………………チュ」



えっっ。なんか唇にあたったんだけど。

「ちょっと。なに…すんだよ//」

「動揺してんじゃねーよ((笑」


言いかえそうとしたら、蓮がドアをあけた。


「「「「「おかえりーぃ」」」」」


なぜか、優・空・要・遥・海が泣いていた。

詩「みんななんで泣いてんの?」
空「詩織帰ってこないかと思った。」

遥「2人して帰ってくんのが遅いんだよ!!!!」

「「すみません」」

要「そんな事より、詩織チャンの過去聞いたよ。大変だったんだね。でも、みんな同情なんかしないよ。ただ、これからその過去にどう向き合うかが問題じゃん。だから、俺達は応援するよ。がんばろうな。」



私は感動した。「がんばれ」じゃなくて「がんばろう」が心にしみた。



やっぱり仲間はいいね♪





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