小さな姫
お見合い
今日は…………………お見合いの日。
私は、妹の佳奈に着物を着せてもらっている。
詩「なんで、佳奈着付けできんの??」
妹「女の子なんだから当然でしょっっ♪」
私女の子だけど着付けできないんだけどっっ。
妹「お姉ちゃんはやっぱり赤が似合うね♪
てか、化粧しないの??私してあげるよ〜☆」
詩「本当に佳奈は何でもできるよねぇ〜。うらやましいよ!!
あっ、出来たね!!やっぱり上手いよ♪ありがとね」
妹「ぜんぜんいいよ。
ところで、お見合い断んの??」
詩「うーん。断るんじゃない」
妹「なんで、他人事なのよっっ。
そーいえば、お姉ちゃんの好きな人って白虎の蓮さんなんでしょ??」
詩「はぁ――――//」
妹「照れてるって事は本当なんだぁ♪」
詩「ったく。変な事言わないで。佳奈はもう少しで高校の入学式あるんだからママと一緒にいろいろ準備してきなさい。」
妹「はいはーい。
お姉ちゃんもがんばってね」
そして、風のように去って行った。