彼と私の関係〜もう1つの物語〜



高校から付き合ってる彼女がいる事。


来年結婚する準備を進めている事。


すぐにでも子供が欲しいと思ってる事。


この会社に入ってからは彼女がいるのにいろいろな女性と遊んでいた事。



「浮気がバレた時のあいつは怖かったなぁ」



当時を思い出したのか、両手で腕を擦っていて。


その動作に私達は笑っていた。



「おっと、時間は大丈夫?」



課長の言葉で腕時計に視線を落とすともう23時を過ぎていて。



「私はそろそろ」



真央の言葉に私も頷いた。





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