【短編】我慢できたら
なんか俺が塚本の家に来たみてぇ。
違和感を感じながら、俺は黙々とご飯を食べた。
「有里ちゃん、先お風呂どうぞ」
「はい」
塚本は返事をして、風呂場に向かった。
はぁ…まじで無理。
俺今日は絶対違う部屋で寝る。
「駿、有里ちゃんに変なことしちゃダメよ」
「しねーよ」
…多分。
まぁ違う場所で寝れば平気だろう。
…しかし。
この考えは甘かった。
まさか、母さんがあんなことするなんて…
「さて、お母さんもそろそろ寝ようかな~」
全員お風呂からあがったところで、母さんが言った。
んーだな。
もう10時だし、寝よう