【短編】我慢できたら
「んーー…」
隣に違和感を感じ、目を開く。
あ、俺寝れたんだ…良かった。
立ち上がろうとすると、腕に違和感が。
……!!
塚本が俺の腕を枕にして、寝ていた。
まじかよアイツ落ちてきたのか?!
「バカか…」
そっと腕を抜いて、体をを起こそうとすると…
チュッ
……は?
今何が起こった!?
驚いて目をパチパチさせていると、塚本の目が開いた。
「…あたしのほうが我慢できなかった」
そう言ってにっこり笑う塚本。
…何?
どういうこと!?