月光~moon light~



あたしはケータイを取り出し、


お母さんにメールした。




『今日、帰るの少し遅くなるけど心配しないでね』




助けが無いなら、自力で帰るしかない。




「はぁ・・・」




この道、薄暗くて怖いし...



ホント最悪。



とりあえず今は広い道に出ないと。




そう思い、


あたしは路地裏を進んでいく。



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