君にきらめく花束を。






 そして



 「大河おっはよー!!」


 「よぉ、秋斗」





 俺の大嫌いな
 朝がやって来た。







 登校途中

 俺は偶然にも秋斗と
 出会った。









 いつも俺は

 遅刻ギリギリに登校するのに



 「大河、

  今日学校来んの早いな。」


 「……だろ?」




 今日は

 早く起きることができた。






 「…わかった!!

  陽菜がくるからだ?」



 「―――ちがっ!」



 「ほ〜らやっぱり!!」







 ……俺

 分かりやすい奴なのだろうか?









 「陽菜…
  早く逢いてぇな…」




 空を見上げ

 急に落ち着いた声で
 呟く、秋斗。











 何でお前が


 " 逢いたい " とか

 そん
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