…いつも君を想う
授業中も昼休みも何をしていても君の事が頭から離れない…


君は今何をしているのだろうか?


ほんの少しでも俺の事を想ってくれているだろうか…


早く彼女に会いたくてたまらない


放課後…俺は急いで向かった


彼女のいる図書館へ…


彼女の職場は図書館


受験勉強という口実がまた俺の顔をにやけさせる


入り口のガラス戸ににやけ顔の俺が映っていた


「やっべ…にやけ過ぎだっつうの」


"ふぅー"っと息を吐き出し入り口の扉を開けた


今朝初めて会ったばかりの君にこんなにも恋い焦がれるのは何故だろう…
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