…いつも君を想う
「家まで送るよ…危ないから」


「えっいいよ悪いから…それに近いから大丈夫」


「何だよ…遠慮すんなよなどうせ俺も帰り道だから」


「なら…甘えちゃおっかな…」


どんどん甘えろ!桃なら大歓迎だし


「よしっじゃあ行くか?」


俺達はまた並んで歩き出した


彼女は俺の家の近くのマンションに住んでいた


「俺ん家から結構近い…いつでも遊びに来れるな♪」


「なっ何言ってるのよ…」


からかうと真っ赤になっちゃって可愛いんだよなぁ


「冗談だよ?」


「もーうまたバカにして!」


近々実現させるけどねっ♪


「じゃあ俺帰るわ」


「ちょっと待って」


立ち去ろうとしてふいに彼女に止められた
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