…いつも君を想う
お茶でも…と言う言葉を期待したがそうでは無かった


「ちょっと待ってて」


彼女は急いで部屋に入ると何かを持って出てきた


「これっ今日のお詫び」


「何?」


袋の中を覗くとタッパーが幾つか入っていた


「帰って食べて?口にあうかわからないけど…」


「手作り?!」


「うんっ…」


マジで感激…


「最近ちゃんとしたもん食ってないから嬉しいよ♪ありがと桃ちゃん!」


「えへへっ」と笑って照れる彼女を抱き締めたくてたまらなかった


「それ返すのいつでもいいから…送ってくれてありがと…気を付けてね」


そう言って彼女はふわりと微笑んだ


明日の朝も一緒に行く約束をして俺は家に帰った
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