…いつも君を想う
彼女は袋を受け取ると部屋に入り直ぐ出てきて鍵を閉めた


話しながらバス停へと向かった


「昨日ありがとな…すげぇ旨かったよ!



「本当に?良かった何か無理やり渡しちゃって悪かったかなっ…て思ってたから」


「俺久し振りに米炊いたんだぜー凄くない?」


「凄いねー出来るんだ?」


「米だけなっ」


「充分だよ」


「そうかな?…でも1人で食べるのはなんか虚しいよな」


「そっ…だね…私もたまにそう思う…かな」


「だろ?だからなっこれからは…一緒に飯食わねぇ?」


「えっ?」


「俺下手すりゃ何も食わずに1日過ごしてる時があんだよ」


「駄目だよちゃんと食べなきゃ!」


「だからだよ…あんな旨いもん食わせてさっ…毎日食いてーって普通思うだろ?」


「そっそうなの?」


もう一押し!


「俺受験生よ?食生活乱れまくりな訳…いいと思う?」


押しまくれー俺!!
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