…いつも君を想う
「「いっただきまーす♪」」


2人声を合わせて言って鍋に手を伸ばす


「うっまーやっぱ桃ちゃん最高!」


「もー鍋なんて誰が作っても同じだよー」


「やっ違う!なんてったって桃ちゃんから俺への愛が入ってるからねっ」


「へっ…へんな事言ってないで早く食べなさいよ!」


湯気の向こうで頬を赤らめる君が愛おしく感じた


鍋も食べ終わり食後のコーヒーを飲みながら"やっぱり誰かと食べると美味しいね"と君は言った


「だよなー」


俺もそう思ったよ…


桃ちゃんだからいいのかもしんねぇけどなっ


こんな日が何時までも続けばいいのにと願っていた
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