…いつも君を想う
俺は昔から決めていた事がある


本気で好きになった女の子は此処に連れてこよう


俺のお気に入りの場所へ…


「綺麗だね…私こんなにゆっくり星を見た事ないかも」


「小さな頃からこうやって星を見に来てたんだ…俺の秘密のお気に入りの場所」


彼女はじっと星を見俺の話を聞いていた


「…本気で惚れた奴だけ連れてこようって決めてた…」


彼女はゆっくり身体を起こし俺を見た


俺も身体を起こし2人で見つめあった


「…好きなんだ桃ちゃんが…本気で…だから俺の彼女になって下さい!」


沈黙が怖い…彼女は俯いて考えていた


そしてパッと顔を上げて俺に視線を向けた
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