…いつも君を想う
彼女とは降りるバス停が同じだったので
とりあえずそこで降りて話す事にした


───…
──…


「あの…服ごめんなさい…」


「んー気にすんなよボタンの一つや二つ
大した事ねぇよ」


「てもっ…」


「それよりさっ自己紹介しようぜ!」


俺は申し訳なさそうにしている彼女に言った


「俺は本田 慧【ホンダサトシ】高校三年…ちょっだけ不良?かなっ」


「ちょっとだけ?」


「そっちょっとだけ♪」


「ふふっ…私は神田
桃【カンダ モモ】23歳」

「年上かぁ可愛い顔してるけど23歳なんだ?」


「可愛いいって…年上を馬鹿にしないのー」


ぷっと頬を膨らませ俺を睨んだ


やべっ超可愛いんすけどこの人


「あっ怒った?いや若く見えるって事だからいいんじゃね?」


「んー…」と言って彼女は難しい顔をした
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