ちょいワル王子に捕らわれる
その時私は必死すぎて分からなかった。あきらかに一人の足音じゃないことに。

夢里くんが信号を渡って反対側の道に行ったことを。


そして知らなかった。

角を曲がって来る連中がどんな奴らかを....。

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