赤信号〜眼鏡のあなた〜
教室に着いてみると珍しいことにまだ誰も来ていないようだった。

いつもの電車ならクラスの三分のニ程度は来ていて少しにぎやかな教室に入る。

だけど、1本早い電車ってだけでこんなにも教室の様子が違うんだ…。
誰もいない静かな教室。

案外それも悪くないかも。


窓際の1番後ろの席が私の席。
自分の席に腰をかけいつものように空を眺める。



あぁ…

"また明日"もこの時間に来ようかな。
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