プリマへの扉
「……先輩……」


顔面蒼白の私を見て、先輩はかなり驚いた顔をした。



「マリちゃん!!」
私に駆け寄って
心配そうに見つめている。


「…マリちゃん……ちょっと外に出ない?」



「ぁ…でも私…先生と…」
まだ話がある…



「大丈夫。母さんには言ってあるから。」



「でも…」




「いいから、いいから!行こう!」



「はい。」
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