プリマへの扉
そんなこんなしているうちに学校もあっという間に終わりお母さんがバレエの練習のために学校に迎えにきてくれた。
私のお母さんは昔はバリバリ働いていて海外でも仕事をこなしていた。今は専業主婦で私のバレエを応援してくれている。
あ、そのかわりお父さんは今海外で仕事をしている。一応何とかっていう会社の社長らしいんだけどね。
だからお父さんとも全然会わない。
「マリちゃん練習行くよっ!」
「うんっ」
最初は私のバレエ留学を反対していたが、先生が私の家に来てお母さんに頭をさげて頼んでくれた。
いつも迷惑かけてるなぁ。
先生にもお母さんにも感謝だ。
「お母さん」
「んー?」
「あのさ、私と競い合いになる人さ、たぶん佳奈子のお姉ちゃんなんだ。」
「えっ!?そうなの?」
「うん。」
「佳奈子ちゃんのうちだったら自費で留学できそうだけど…」
佳奈子のうちは何代も続いている有名なお菓子メーカーだからすっごくお金持ち!
「うん、たぶん美和子さんは私と同じで、ここでトップになって行きたいんだよ。」
そうだよ!美紀子さんなんかに負けられない!!
絶対勝ってバレエ学校に行く!
私のお母さんは昔はバリバリ働いていて海外でも仕事をこなしていた。今は専業主婦で私のバレエを応援してくれている。
あ、そのかわりお父さんは今海外で仕事をしている。一応何とかっていう会社の社長らしいんだけどね。
だからお父さんとも全然会わない。
「マリちゃん練習行くよっ!」
「うんっ」
最初は私のバレエ留学を反対していたが、先生が私の家に来てお母さんに頭をさげて頼んでくれた。
いつも迷惑かけてるなぁ。
先生にもお母さんにも感謝だ。
「お母さん」
「んー?」
「あのさ、私と競い合いになる人さ、たぶん佳奈子のお姉ちゃんなんだ。」
「えっ!?そうなの?」
「うん。」
「佳奈子ちゃんのうちだったら自費で留学できそうだけど…」
佳奈子のうちは何代も続いている有名なお菓子メーカーだからすっごくお金持ち!
「うん、たぶん美和子さんは私と同じで、ここでトップになって行きたいんだよ。」
そうだよ!美紀子さんなんかに負けられない!!
絶対勝ってバレエ学校に行く!