プリマへの扉
「マリちゃん、そんなに留学したいんならもう自費で留学させてあげようか?」

「お母さん、このことはいっぱい話し合ったよ。」



「うん、でも…マリちゃん最近最低限の食事も残してるでしょ。体調大丈夫かと思って…」



「大丈夫…!ただ気が張ってて食欲ないだけ。」



「そう……」



「それに、自費で留学したんじゃやっぱ意味がないんだよ。ここで一番にならなきゃ向こうでやっていけないよ。」



「そうかもしれないけど…」



「もー!大丈夫!大丈夫だから。」



「うん。」
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