プリマへの扉
ある日、お母さんがバレエの先生に呼び出された。


「マリちゃん、先生に呼び出されたからちょっと夕飯作っててくれない?簡単なのでいいからさ。」



「え〜面倒くさい〜」



「あんたのために面談行くんでしょうが!」



「も〜…はーい。」


「何がもうだ!じゃ、行ってくるからね!」



はぁ〜…よっこいしょっと…食べるのも嫌なのに作れってか…

まぁしょうがない。
どうせ私のオーディションについてだろうし。


なんで私が一緒じゃないんだろ?


ってか先生も夕飯時にお母さん呼び出さないでよ〜


ごはん何にしよーかな?


ご飯は炊いてあるみたいだから、簡単にみそ汁と肉と野菜炒めにしよ。

あとはお母さんが作ってくれるだろう。

よし!
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