プリマへの扉
「うわーーーーん!!」
女の子は我慢出来なかったみたいで泣き始めた。


そりゃそーだよな…あんな怖い目にあったんだもんな。
そうとう怖かったに決まってる。





しっかし………

どのくらいたったんだろう…。なんか全然泣き止みそうにない。


暗くなってきたしな…。


さすがに時間もやばいよな。



自分でもビックリしたけど、気づいたら

安心させようと思って、ちょっと抱きしめてしまった。


「大丈夫。大丈夫だから…。」



そしてちょっと頭を撫でるとすぐに泣き止んできた。
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