プリマへの扉
なんだ。
あたってんじゃんかよ!





キー…ンコー…ン
カー…ンコーー……ン




「はい、じゃあ今日はここまで〜。」






っはー…!
終わったー…!!





「ねーねーマリっ!!
あんたさっきすごかったじゃん!!」



「うわっ!!加奈子!!ビックリした〜!!」



「先生に一泡ふかせてさっ!先生わざと難しい問題マリにだしたんだよ!?
あんた英語得意だねぇ〜」





「そーかな?」




「そーだよっ!
ってか外向いて何考えてたんだよ〜?」



「いゃさ…鳥にね…なりたいなぁと思ってさ。」




「あ〜あんたが考えそうだわ。
ぁ、そーだっ!
放課後、クレープ食べ行かない?」




「ぁ〜ごめん!!
私パスだぁ。」



「なんで?」



「実は放課後姉崎先生に呼ばれてて。」



「なに、またあの話?」



「んー…わかんないけど、たぶんね。放課後呼び出すっていえばそれくらいしか…ね…。」




「そっか。じゃあしっかり話つけてきなっ!
クレープはまた今度ね。」



「うん。ごめんね…。」
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