恋するgirl★~番外編~
ーーーーというわけで、
「お邪魔しま~す。おー沖田さんちだぁ。」
「どうぞ~、私の部屋2階上がってすぐだから。真子、案内よろしく。」
「ん、わかった。」
真子チャンを先頭に高塚とそれに便乗した男子2人が階段を上がっていった。
じゃあ、俺も…
「大チャン。」
瞳が呼び止めた。
振り返ってはいけないと、空気で察した俺。
「大チャン。」
「はい。」
振り返ると、笑顔の瞳が立っていた。
「何でうちなの?
だいたい、流れだと大チャンちでしょ。」
「いやぁ、男子からの強い要望で…ほら、真子チャンも安心するしさ。」
恐る恐る言い訳をすると、瞳は俺の耳元まで来ると…
「スイーツ食べ放題2回ね。」
「…はい。。」
恐ろしや、幼なじみ。
そして、瞳と2人で飲み物を持って2階へ上がった。