恋するgirl★~番外編~
(孝幸side)
ロンドンから帰って、真っ先に瞳に会いたい。
そう思いながら、寄り道せずにまっすぐ瞳の家へ。
チャイムを押すと、しばらくして玄関のドアが開くと嬉しそう笑った瞳。
「ただいま。」
「おかえり。」
「会いたくなった。」
「私もっ。」
飛びついてきた瞳をぎゅっと受け止めて抱き締める。
すると、瞳の後ろにいた真子チャンが恥ずかしそうに微笑んでいた。
気をきかせてか、真子チャンは俺に軽く会釈するとこっそり帰っていった。
瞳、全然気づいてないし。