恋するgirl★~番外編~
つん。。
後ろから軽く小突いてみる。
「あ!孝幸っ♪」
嬉しくてたまらないって感じのこの笑顔。
その笑顔がめちゃくちゃ好き。
「今の男子、誰?」
「中谷くん、同じクラスだよ!」
「ふーん。」
みんな聞こえちゃってたけどな。
すると、瞳は真っ赤になりながら俺をちらちら見上げて…
「好きって言われちゃったの。」
可愛すぎるだろ。
てか、俺妬いてる。
やっぱり俺…
「でもね、私は孝幸みたいな男の子じゃなきゃやだな。」
「俺みたい?」
「孝幸といる時みたいに
ホッとできる男の子。」
瞳がそう言ってくれると、俺は嬉しくなるんだ。
「孝幸が彼氏だったらいいのにな♪」
そんな可愛いこと言ったら…
あぁ…分かった。
俺、瞳が好きなんだ。
こいつのこと可愛くて仕方ないし、他の男のものになるなんて許せない。
瞳が笑うと、すげぇ嬉しい。
瞳が泣くと、どうにかしてやりたくなる。
ほっとけないんだ。