恋するgirl★~番外編~
「タケさん、今日泊まってっていい?」
「えっ!?」
「だめ?今日うち誰もいないんだぁ。」
学校が終わって、タケさんのお店に遊びにきていた私はそんなお願いをした。
だって、うちのパパママさん…いい歳してラブラブ遊園地デートだってさ。
きっと今日はホテルに泊まると思うな。
だからひとりなんだよね、今夜。
「ねぇ~タケさんだめ?一緒に映画鑑賞でもしようよ♪いっぱい借りてきてさ。」
「う、うーん…」
なんかハッキリしないなぁ。
「何か用事あるの?それとも私が泊まるのが嫌なの?」
「ないない!用事なんか!ちなが泊まりにくるのに嬉しくないわけないじゃん!」
じゃあ何でこんな渋々なの?
そんなこんなで私は今夜タケさんちにお泊まりすることになった。